一度食べればクセになる!チラガーの味や食感の特徴とおすすめレシピについて
豚肉の部位のひとつである「チラガー」をご存じでしょうか。
普段耳にすることは少ないですが、沖縄では日常的に食べられている人気のお肉です。
今回はチラガーは豚のどこの部位なのか、どんな味や食感なのかなど、詳しくご紹介します。
おすすめの調理法や相性抜群のお酒についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
チラガーとは?
チラガーとは豚の顔の皮を指します。
沖縄の方言で顔を表すチラと皮を表すガ―を合わせてチラガーと呼ばれています。
「豚の顔の皮を食べるの?!」と驚かれた方もいらっしゃると思いますが、沖縄では豚は鳴き声以外すべて食べると言われており、チラガーも人気の部位です。
ちなみに豚の耳はミミガーと呼ばれ、酒の肴にぴったりととても人気です。
ミミガーについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
ミミガーの味や食感、おすすめレシピについてご紹介しているのでぜひ参考にしてください。
▶︎コリコリ食感がクセになる!ミミガーの味やおすすめの調理法について
チラガーはそのまま食べれるの?
豚の顔の皮を指すチラガーはどうやって食べるのか疑問をお持ちの方も多いと思います。
1枚600円ほどの生チラガーと比べ、1枚1600円と少し高めのスモークチラガーは、袋から出してすぐそのまま食べることができます。
しかしそのままだと、ゼラチン質が硬く食べにくいため、温めて食べるのがおすすめです。
また生チラガーは、捌いて食べる必要があるので初心者の方はスモークチラガーの購入がおすすめです。
チラガーの味と食感
チラガーは歯ごたえが強く、コリコリとした食感と、一度食べたらクセになる味わいが特徴的です。
コラーゲンたっぷりで、お肌にも良いため女性にもおすすめのお肉です。
100gあたり164kcalほどで、他のお肉と比べ低カロリーなので箸がどんどん進んでしまいそうです。
チラガーのおいしい食べ方
チラガーのおいしい食べ方をご紹介します。
チラガーのおいしい食べ方①和え物
チラガーの食感を最大限に活かすなら和え物がおすすめです。
野菜と一緒にお好みの調味料で味付けするだけで完成します。
お酢との相性も良いので、沖縄では酢の物としても日常的によく食べられています。
チラガーのおいしい食べ方②炒め物
香ばしさを感じることができる炒め物もチラガーのおすすめの食べ方のひとつです。
塩コショウなどのシンプルな味付けで味を楽しむのも良いですし、味噌ダレやガーリックソースで食感を楽しむのもおすすめです。
炒めた時間によって食感が変わるので、ぜひお好みの食感を探してみてください。
チラガーのおいしい食べ方③煮込み料理
煮込み料理もチラガーの定番の食べ方です。
肉独特の臭みを長時間煮込むことで取ることができるので、チラガーが苦手だという方にもおすすめしたい調理方法です。
煮込むとトロトロになる濃厚なコラーゲンを味わってみてください。
チラガーにあうお酒
チラガーと相性抜群のお酒をご紹介します。
泡盛
沖縄のお酒として親しまれている泡盛は、チラガーと相性抜群のお酒です。
泡盛は焼酎よりも濃厚で芳醇な香り、甘みが特徴です。
濃厚な泡盛とコリコリとした食感のチラガーの舌触りの違いを楽しんでみてください。
また泡盛の特徴を引き立たせるために、あっさりとした味付けのチラガーを合わせるのがおすすめです。
焼酎
純度が高い焼酎は幅広いおつまみと相性が良いからこそ、そのマリアージュを楽しむのが醍醐味ではないでしょうか。
香りやコクが強い芋焼酎には芋の味に負けないように味の濃い煮込み料理を、スッキリとした味わいの麦焼酎にはさっぱりとした和え物を合わせるのがおすすめです。
まろやかな米焼酎にはお米と相性の良いチラガーの味噌炒めなどを合わせるなど、組み合わせを楽しんでみてください。
ビール
コラーゲンが豊富なチラガーは、続けて食べていると口の中が脂っぽくなってしまうこともあります。
ビールは独特の苦さと炭酸の清涼感で脂っぽい口の中をリセットさせてくれるので、チラガーのしつこさを感じずに食べ続けることができるので、おすすめです。
チラガーの下処理方法
チラガーの下処理方法をご紹介します。
①表面に残った余分な毛をバーナーで炙る
②炙った余分な毛や汚れを落とすために水で洗う
③お湯で下茹でする
④食べやすいサイズに切る
⑤残っている毛を取り除く
⑥臭いが気になる人は香味野菜と一緒に再度茹でる
これでチラガーの下処理完了です。
部位に合わせて大きさを変えて切ると、食感も変わり何度も楽しむことができるのでおすすめです。
チラガーのおすすめレシピ
チラガーの魅力を引き出すおすすめのレシピをご紹介します。
チラガーとミミガーのポン酢和え
豚の耳であるミミガーも一緒に食べることができる、チラガーとミミガーのポン酢和えのレシピをご紹介します。
下処理したミミガーを食べやすいように、薄切りにスライスします。
もやしをお湯でサッと茹で、きゅうりは細切りにして塩を振り水気を搾ります。
みょうがや白ごま、ポン酢、ラー油と混ぜ合わせれば、さっぱりしていて少しピリ辛なチラガーのポン酢和えの完成です。
簡単に作れて、お通しにもぴったりな料理なのでぜひ試してみてください。
チラガーの中華炒め
チラガーは中華系の味付けとも相性抜群です。チラガーの中華炒めのレシピをご紹介します。
下処理したチラガーを一口大に切ります。
スライスした生ニンニクをバターと一緒に炒め、香りがしてきたらチラガーを加えます。
チラガーに焦げ目がついてきたら、食べやすいサイズに切ったアスパラガスとしめじを加えて炒めます。
塩麴を加えて混ぜ合わせた後、ごま油と塩コショウを加え、最後に白ネギを乗せたら酒の肴はもちろん、メイン料理にもおすすめなチラガーの中華炒めの完成です。
チラガーのお茶漬け
さっぱりとしたチラガーのお茶漬けのレシピをご紹介します。
下処理したチラガーをスライスします。この時味付け済みのチラガーだとより美味しいです。
ザーサイを歯ごたえが出るように粗く千切りにします。
茶碗にごはん、チラガー、あさつきを入れます。上から白ごまと白昆布をふり、真ん中にわさびを置きます。
煮たてた出汁をご飯にかければ、クセになるチラガーお茶漬けの完成です。
お酒の〆にぴったりなので、人気メニューになること間違いなしです。
(まとめ)チラガーはコラーゲンが豊富でコリコリとした食感がクセになる部位
チラガーは豚の顔の皮で、豊富なコラーゲンとコリコリとした食感が特徴のお肉です。
様々なお酒、食材と相性が良く、おつまみとしてもメイン料理としても目を引くので、看板メニューになるかもしれません。
今回ご紹介したことを参考に、ぜひこだわりのメニューを作ってみてはいかがでしょうか。
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