【徹底解説】今知りたい!飲食店の売り上げをアップさせるためのアイデア15選
飲食店を経営する上で売上はとても大切ですよね。
「赤字ギリギリで経営していて、売上をどうしても上げたいけれど、何をしたらよいか分からない」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、飲食店の売上をアップするためのアイデアを15種類ご紹介します。
自身のお店に合うアイデアをきっと見つけることができるでしょう。
また売上アップを目指したアイデアや企画を実施するための手順やポイントについても合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
飲食店の売上とは?
飲食店の売上を上げる際には、まず飲食店における売上とはなんなのか、どうやって生まれているのかについてしっかり知っておく必要があります。
知っておくべき、売上を構成する要素についてご紹介します。
売上の方程式
飲食店の売り上げは、「売上=客数×客単価×購買頻度」で表されます。
客数はその名の通り、来店してくれたお客様の数。
客単価は顧客1人が1回の購買によって支払ってくれる平均額。
購買頻度は、一定期間に顧客が何回購入してくれたかを表します。
売上アップするためには各要素を見直す
売上の方程式は全て掛け算で成り立っています。
売上の方程式を理解したうえで、売上アップを目指すためには各要素を見直し、改善することで最大化することができるでしょう。
また売上は掛け算で表されるため、各要素を少しずつ拡大することで、売上を効率よく大きくすることができます。
飲食店が売上アップ企画を実施する際の手順とポイント
飲食店の売上アップ企画を実施するための手順と押さえておきたいポイントについてご紹介します。
企画を実施する際の手順
飲食店が企画を実施する際の3つの手順をご紹介します。
基本的な手順を知っておくことで、企画を実施しやすくなるでしょう。
手順①企画を立案する
飲食店が売上アップの為に企画を実施するためには、まずどのような企画をおこなうか考える必要があります。
企画立案によって、得られる成果が大きく変わるので、目標のレベルに応じて適切な企画を立てることが重要です。
企画を立案する際には、
・自店舗と関連性があるか
・自店舗でしかない独自性があるか
・一時的ではなく、リピーターの獲得を目指せるか
などのポイントを重視してアイデアを出すようにすると、企画を決めやすくなるでしょう。
手順②企画を認知させる方法を考える
手順①で実施する企画を決めたら、その企画をどのように周知させていくかの方法を考えましょう。
幅広い方に知ってもらえる方法を取ることで、多くの方に来店してもらえるようになるでしょう。
まずはホームページやSNSアカウント、LINEアカウントなどを作成し、企画をアピールする方法がおすすめです。
ホームページは情報を詳細的に記載することができるので、どのような企画なのかを理解してもらいやすいというメリットがあります。
SNSは既存のお客様だけでなく、新規のお客様まで簡単に情報を届けることができるというメリットがあります。
ホームページからSNS、SNSからホームページへとアクセスすることができる導線を設置しておくことで、それぞれに行き来してもらいより企画を広めることができるでしょう。
加えて、チラシやDMなどのオフライン情報発信法を活用することで、インターネットをあまり使わない客層に向けて情報発信をすることができるでしょう。
認知してほしい顧客層ごとに方法を変えるのが有効的です。
手順③企画実施・実施した企画を評価し続行するかを決める
手順①・②の後はいよいよ企画を実施します。
企画が成功し成果を出せる場合だけでなく、思うように成果が感じられないという場合ももちろんあるでしょう。
その場合は、すぐに企画を中止するのではなく、どこに問題があって、どのように改善すれば効果を出すことができるのかを考える必要があります。
改善点を見つけて、企画を改善するというサイクルを繰り返すことで、売上の向上につなげることができるでしょう。
企画を改善し続けるだけでなく、企画自体を辞めるという判断も時には必要になります。
企画を実施する際のポイント
立案した企画を実施する際に知っておくべきポイントをご紹介します。
ポイント①店舗のコンセプトを固める
飲食店で企画を実施する際には、店舗のコンセプトを固め、そのコンセプトに合った企画を立案することがポイントです。
難しく理解しにくいものにするのではなく、誰もが理解することができる単純明快なものにしましょう。
しっかりとしたコンセプトを1つ持っておくことで店に一貫性ができ、のちにブランドとして成り立つようになるでしょう。
企画のコンセプトを考える際には、お店のコンセプトにターゲットにしたい顧客ごとのコンセプトを加えるのがおすすめです。
例えば「オーガニック」というお店全体のコンセプトに、「映え」というコンセプトを加えることで若い女性客からの認知度が上がり売上に繋げることができるでしょう。
ポイント②リスクを考えておく
新しい企画を実施する際にはリスクが付き物です。
そのためリスクマネジメントがとても重要になります。
起こりうるリスクをあらかじめ想定しておくことで、もしも問題が起こってしまったとしても迅速に対応することができるでしょう。
リスクマネジメントを怠ってしまうと、今まで築き上げてきたお店の評判や評価が崩れることに繋がってしまいます。
ネット化が進んでいる現代社会では、ネガティブな口コミ等はSNSなどで拡散されやすいので、特に注力したいポイントです。
飲食店の売上アップのためのアイデア15選
飲食店の売上を上げるためのアイデアを目的別に15種類ご紹介します。
購入したいと思ってもらうためのアイデア
購入したいと思わせるメニューを作ることで、新規ファンの開拓に繋がるかもしれません。
購入欲を高めるためのメニュー作りのアイデアを5つご紹介します。
名物メニューを作る
そのお店でしか買えないような名物メニューを作成することで、試しに買ってみようという購買意欲を高めることができるでしょう。
こだわりぬいた名物メニューと共に、裏メニューを開発するのもおすすめです。
どちらも話題性が出やすいので、口コミによる拡散も期待できるでしょう。
期間限定メニューを作る
その時期ごとにしか食べられない期間限定メニューを作成するのもおすすめです。
多くの方は「限定」という言葉に弱いので、オールシーズンメニューと比べて多少値段が高くても売れることが予想できます。
日常的に購入してくれる方にも新鮮さを味わっていただけるよう、日替わりメニューなどを作るのもおすすめです。
コラボメニューを作る
最近人気アニメやアイドルとカフェがコラボしたコラボカフェの人気が高まっています。
このように他の企業などとコラボレーションすることで、多くの方の目に止まりやすくなり、結果的に売上に繋がるのではないでしょうか。
話題性を獲得できる反面、コラボする企業との綿密な打ち合わせが必要になるので、時間がかかってしまうという注意点も合わせて理解しておくことが重要です。
追加したくなるメニューを増やす
追加購入がしたくなるメニューを増やすのもおすすめです。
例えば、すでに販売しているプレーンチキンの売れ行きが良かった場合、ヤンニョム味やブラックペッパー味などの試してみたいと思わせるメニューを加えてみるのがよいでしょう。
また簡単に味を変えることができるソースを単品売りすることも、ついで買いを促す効果が期待できます。
セットメニューを作る
単品同士では頼まれにくいメニューでも、セットメニューにすると注文されやすくなる場合があります。
人気の料理やドリンクを合わせてセット価格で販売すると、選ぶ時間も短縮できますし、お得感を感じることもできるのでおすすめです。
セット限定メニューを作成するとセットメニューの売上を伸ばすことができるかもしれません。
リピートしてもらうためのアイデア
中長期的に売上を上げるためには、リピーターの存在は必要不可欠です。
リピートに繋げるためのアイデアを3つご紹介します。
クーポンチケットを配る
お会計の際に、次回から使うことができるクーポンチケットを配ることで、リピートしてもらえる確率を上げることができます。
同じクーポンチケットでも、リピーター割引や誕生日クーポンなどは、特に特別感を感じてもらいやすいので、おすすめです。
誕生日クーポンなどの特別日クーポンは、より特別感を感じてもらえるように、他のクーポンよりも割引率を上乗せするのがポイントです。
ポイントカードを作成する
リピーターを獲得するためには、ポイントカードを作成することも効果的です。
ポイントを意識して買い物をする方も多いので、ポイントカードやスタンプカードを導入することで来店意欲を湧かせることができるでしょう。
貯まったポイントをお金として使えるのはもちろん、〇〇ポイント貯まったらドリンク無料などのサービスを提供するのがおすすめです。
店舗の雰囲気や従業員の態度を見直す
一度来店してくださったお客様をリピーターにするためには、その店舗によい印象を持って貰うことが大切です。
特に飲食店の場合は、料理の内容はもちろん、店の雰囲気を楽しみたいとお考えの方も多いです。
過ごしやすいと思ってもらえるように、接客の際には丁寧なサービスを心がけるようにしましょう。
入店から退店まで一貫して接客がよければ料理への印象もアップしやすく、また利用したいと思ってもらうことができるため、リピーター率を高めることができるでしょう。
認知度を高めるためのアイデア
認知度を高めることで、集客率を高めることができます。
認知度を高めるためのアイデアを4つご紹介します。
チラシを配る
チラシを配るのは大定番の集客ツールです。
ネットと比べて手渡しすることができるので、親しみを感じてもらうことができます。
チラシを配る際には、クーポンを付けて配布すると認知度を高めると同時に集客をすることができて、効率的です。
インターネットに掲載する
多くの方が目にするインターネットに掲載することで、認知度を高めることができるでしょう。
ウェブメディアやポータルサイト、口コミサイトなど種類が豊富なので、認知を拡げたい客層に合わせて掲載するコンテンツを選ぶようにしましょう。
それぞれのメリットやデメリットを理解した上で掲載するのがポイントです。
SNSで発信する
現代ならではの情報発信方法としてSNSがあります。
SNSは拡散力が高いため、簡単に情報発信することができると同時に認知度も上げることができるでしょう。
写真映えするメニューを#付きで投稿するのがポイントです。
テレビ取材を受ける
テレビ取材を受けるのも有効的な手です。
幅広い世代の方が見ているテレビに出ることで、認知の広さを拡大することができるでしょう。
ただし、テレビなどのメディアに出演するのは簡単ではありません。
名物メニューやお店のコンセプトが面白いなどの話題性が必要になるでしょう。
またテレビなどの大手媒体はメディアの掲載実績が少ないと取り上げてもらえないことも多いです。
メディア掲載実績が少ないお店は、まず雑誌やブログに掲載してもらえるように営業するのがおすすめです。
購入ハードルを下げるためのアイデア
購入ハードルを下げることで、より幅広い顧客層に利用してもらうことができるようになります。
購入ハードルを下げるためのアイデアを3つご紹介します。
モバイルオーダーを導入する
モバイルオーダーを導入することで、並ぶ時間や料理の出来上がりを待つ時間、従業員との接触を短縮・解消することができます。
時間を有効的に活用したい方やコミュニケーションが苦手な方にとって、購入ハードルを下げることができるでしょう。
営業時間を見直す
営業時間を見直すことも購入ハードルを下げる方法のひとつです。
たとえば今までお昼しか営業していなかったお店が朝や夜の営業を新しく始めれば、お昼に買うことができない客層にも販売することができるので、必然的に売上は上がるでしょう。
今まで関わりが無かったお客様に認知してもらえる可能性やファンになってもらえる可能性も高まると同時に、従業員の負担も増えてしまうという注意点もあります。
無理せずに実行できる範囲内で営業時間を見直すのがよいでしょう。
テイクアウトメニューを販売する
テイクアウトメニューを販売することでイートインだけの時よりも、外食をしない人や小さいお子さんがいて店内で食べるのが難しい家族など、多くの方に料理を提供できるようになります。
試しにテイクアウトで買ってみようと思って貰える可能性も高まるので、購入ハードルを下げることができるでしょう。
テイクアウト販売をはじめるには、そのための許可を取得する必要があるので、事前に知識を付けておく必要があります。
食品のテイクアウト販売を始める際に必要な許可についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
状況別に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【状況別に解説】食品のテイクアウト販売を始める際に必要な許可について
(まとめ)自身の店に合った方法で売上アップを目指す
飲食店の売上をアップさせるためのアイデアについてご紹介しました。
リピートをしてもらう、認知度を高めるなど売上に繋げるためのアイデアは様々なので、自身の店舗に合う方法を見つけることがポイントです。
また新しい企画をスタートさせる際には、リスクが伴うことをしっかりと理解したうえで、ぜひ企画を実行してみてください。
男性はもちろん、女性にも人気の高いお肉を使った料理を新しく加えたいというお店も多いのではないでしょうか。
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