コリコリ食感がクセになる！ミミガーの味やおすすめの調理法について
ミミガーは沖縄の郷土料理で、沖縄土産としても有名なお肉です。
ミミガーという言葉を耳にしたことはあっても、実際に食べたことは無いという方も多いのでは無いでしょうか。
今回はミミガーの部位や、気になる味や食感について詳しく解説します。
カロリーや栄養素、相性の良いお酒、おすすめレシピなどもまとめてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ミミガー とは？どこの部位？
ミミガーとは豚の耳の事で、沖縄の郷土料理としてとても有名なお肉です。
ちなみに沖縄では豚は鳴き声以外すべて食べると言われており、ミミガーや豚足はもちろん豚の顔の皮であるチラガーも人気で、日常的に食べられています。
こちらの記事では、豚の顔の皮であるチラガーについて詳しくご紹介しています。
ミミガーとの相性もよいので、ぜひ参考にしてください。
▶︎一度食べればクセになる！チラガーの味や食感の特徴とおすすめレシピについて
ミミガーの由来・別名
ミミガーは「豚の耳」の事ですが、沖縄の方言で「耳の皮」と表されます。
耳を表すミミと沖縄の方言で皮を表すガーを合わせて、ミミガーと呼ばれるようになりました。
中華街や台湾料理屋では、別名である猪耳（ツージー）とも呼ばれています。
ミミガーの味と食感
気になるミミガーの味は、ほとんどしないのが特徴です。
比べて食感はコリコリとしたクセになる食感をしているので、味付けや食感を楽しむのがミミガーを食べる際の醍醐味です。
ミミガーのカロリーは100gあたり200kcal程と少し高めですが、脂質は0gとダイエットにもおすすめの部位です。
またタンパク質やビタミン、コラーゲン、カルシウムなど栄養素も豊富なので、お子さんにもおすすめしたい食材です。
ミミガーのおいしい食べ方
ミミガーのおいしい食べ方をご紹介します。
ミミガーのおいしい食べ方①和え物
ミミガーの和え物は沖縄では日常的に食べられることが多く、冷製として食べる場合は「ミミガーの刺身」とも言われます。
冷製にするとより、ミミガー独特のコリコリとした食感を楽しむことができ、酒の肴にもぴったりです。
ミミガーのおいしい食べ方②炒め物
沖縄ではミミガーと野菜を一緒に炒めた物を「ミミガーイリチー」と呼び、家庭はもちろん居酒屋などでも人気の料理です。
味の主張が激しくなく様々な野菜や味付けと相性が良いので、お好みに合わせて幅広い組み合わせを楽しむことができます。
ミミガーのおいしい食べ方③煮込み料理
ミミガーは煮込み料理とも相性抜群です。
コラーゲンが豊富なので温かいうちはトロトロ、プリプリ、冷めてくると食感が変わりコリコリになります。
味がしっかりと染みたミミガーはご飯との相性も抜群で、お子さんにもとても人気です。
ミミガーに合うお酒
ミミガーと相性の良いお酒をご紹介します。
泡盛
沖縄の伝統料理ミミガーには、同じく沖縄の焼酎として有名な泡盛と合わせるのがおすすめです。
泡盛はさっぱりとした飲み口とコクが深いのが特徴です。
泡盛の深いコクと芳醇な香りは、タンパクで食感の良いミミガーを引き立たせてくれること間違いなしです。
沖縄を思い浮かべながらごくごくと飲み進めることができます。
焼酎
沖縄の焼酎泡盛との相性はもちろん、一般的な焼酎との相性も抜群です。
ミミガーには味があまり付いていないので、米、麦、芋など焼酎そのものの風味や香りを存分に楽しむことができます。
ミミガーに濃厚な味付けをした際には、お米の甘味を残しつつスッキリとした米焼酎。
さっぱりとした味付けの際には、麦の香ばしさや芋の甘さなど味が風味がしっかりとしている麦焼酎や芋焼酎と合わせるのがおすすめです。
ビール
ミミガーはビールのおつまみにもおすすめです。
コラーゲンが豊富で脂っぽさもあるミミガーは、程よい苦みがあるビールと相性が良く、脂っぽくなった口の中をリフレッシュさせてくれます。
長時間食べ続ける際には、スッキリとキレのあるビールがおすすめです。
ミミガーの下処理方法
ミミガーの下処理の方法をご紹介します。
①毛が残っている場合はバーナーやライターで炙って取り除く
②お酢や塩で丁寧に揉み洗いをし、汚れを落とす
③鍋に水を入れ、20分ほど茹でる
④水を入れ替えさらに10分ほど茹でる
⑤ネギやニンニクなどの香味野菜を入れ、さらに30分ほど煮込む
⑥湯切りをし、食べやすいサイズに切る
切るときには、大きめに切るとよりコリコリとした歯ごたえを感じることができておすすめです。
ミミガーのおすすめレシピ
ミミガーを使ったおすすめレシピをご紹介します。
ミミガーのポン酢和え
おつまみにもお通しにもぴったりのミミガーのポン酢和えのレシピをご紹介します。
まず下処理をしたミミガーを出汁で15分ほど茹でた後、冷まします。
きゅうりとネギを切り、ミミガーと混ぜ合わせます。
大根おろしを上に乗せ、ポン酢をかければ完成です。
シークワーサーやレモンを加えるとさっぱりさが加わりおすすめです。
食感楽しいミミガーサラダ
冷製ミミガーは食感が良く、サラダにぴったりです。
下処理したミミガーと食べやすいサイズに切った野菜を混ぜ合わせるだけで完成です。
ラディッシュやレタス、レモンなどと合わせると洋風、きゅうりやキムチを入れれば韓国風など、入れるものによって雰囲気を変えることができます。
お店の雰囲気や日によって中身の野菜を変えるのもおすすめです。
ミミガーの唐揚げ
しっかりとした味付けでおつまみにぴったりなミミガーの唐揚げのレシピをご紹介します。
下茹でしたミミガーにニンニク、生姜、醤油、酒を入れしっかりと揉みこみ、冷蔵庫で下味を付けておきます。
下味がついたら唐揚げ粉、片栗粉をまぶし、カラッとなるまで油で揚げて完成です。
塩コショウやレモン汁、七味マヨなどお好みの調味料を付けて食べることができます。
（まとめ）ミミガーは栄養豊富でコリコリとした食感がクセになる人気部位
豚の耳を表すミミガーは、栄養が豊富でコリコリとした食感がクセになる部位です。
クセがないので、どんな食材、どんな調味料と合わせても美味しく仕上げることができる万能なお肉とも言えます。
独特な食感にハマる人も多いので、ぜひ万能なミミガーを使ったメニューを作ってみてはいかがでしょうか。
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