取れるのはたったの1%?希少部位ポワントの味や食感の特徴と楽しみ方

しっかりとした赤身の中に、ところどころサシが入っているのが特徴的な「ポワント」。

ヒレ肉に分類されていますが、ヒレ肉全体の10%~20%ほどしか取ることができない、とても希少な部位です。

今回は滅多に目にすることができない、希少部位ポワントの場所や味と食感の特徴を詳しくご紹介します。

相性抜群のお酒や作ってほしいレシピも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ポワントとは?どこの部位?

希少価値がとても高いと言われているサーロインよりも、希少価値が高いと言われているポワントはどこの部位の事を指しているのか、味や食感も合わせて詳しくご紹介します。

ポワントはヒレの前側部位

ポワントはヒレの前側にあり、サーロインに近い部分です。

ヒレは人間の体で言うと大腰筋、小腰筋、腸骨筋から構成される筋肉の総称である腸腰筋に当たる部分で、筋肉が集まっているので脂が無く綺麗な赤身が特徴な部位です。

牛1頭の中でヒレが占める割合は約3%で、ヒレの中でポワントが占めているのは約10%と言われているので、その希少さがよく分かります。

ポワントは脂肪分が無いのが特徴なヒレの中でも、少量のサシが入っているのが特徴で上品な脂を楽しむことができます。

焼肉屋さんなどでヒレ肉を頼んだ時、他の肉と比べて若干サシが入っていた場合、ポワントである可能性が高いです。

ポワントの味と食感

ポワントの気になる食感は、ザ・肉といった肉ならではの繊維を感じられる食感をしています。

繊維はありますが、牛の中で最も運動しない筋肉の部位のため、他の部位と比べて柔らかく食べやすいと言うことができます。

味はヒレならではのあっさりとした味わいの中に、サシが所々入っているので上品な脂を感じることができます。

タンパク質が豊富で糖質も低くいため、ダイエット中にも好まれて食べられる部位です。

ポワントの保存方法

ポワントの保存方法をご紹介します。

ポワントの鮮度を失わせないために、隙間なくラップ等で包み冷凍保存するのがおすすめです。

密閉することで劣化しにくくなり、味や食感をそのまま残すことができます。

ヒレの中でもサシが入っているポワントを解答するには、冷蔵庫または氷水で低音解凍するのがおすすめです。

低音解答することで、脂が溶けず肉汁が出ないため旨味を逃すことなく解凍することができます。

ポワントのおいしい食べ方

ポワントの魅力を引き立たせる美味しい食べ方をご紹介します。

食べ方①焼肉

綺麗な赤身とサシを生の状態で確認してから食べることができる焼肉では、視覚的にもポワントを楽しむことができます。

味が濃いタレでも、赤身が多いのでさっぱりとわさび醤油でも、美味しく頂くことができます。

上品なサシの脂を楽しむためにも、最初の1枚は何も付けずに食べるというのも、素材本来の味を楽しむツウな食べ方ではないでしょうか。

食べ方②ローストビーフ

赤身が多いポワントはローストビーフにするのもおすすめです。

一般的なローストビーフと比べて脂があるので贅沢なローストビーフを楽しむことができますよ。

大切な記念日などにもぴったりの食べ方です。

薄くスライスせず、厚切りで食べるのも試してみてください。

食べ方③煮込み料理

肉質がしっかりとしているポワントは煮込み料理にもぴったりです。

ビーフシチューや赤ワイン煮、デイグラスソース煮、出汁のあっさり煮など、和風にも洋風にもすることができます。

煮込むことで、さらに柔らかさが増しホロホロと口の中で解けていく感覚を楽しむことができます。

ポワントのおいしい焼き方

ポワントのおいしい焼き方をご紹介します。

赤身肉は焼きすぎると硬くパサパサになってしまうため、焼きすぎずレアまたはミディアムレアがおすすめです。

他にも表面だけバーナーなどで焦げ目をつけ、アルミホイル等に包んでじっくりと中に火を通すのも、中の脂を逃さずポワントの旨味を凝縮することができるのでおすすめです。

ポワントにあうお酒

ポワントと相性抜群のお酒をご紹介します。

ワイン

赤身肉のポワントは赤ワインと相性抜群です。

数多くある赤ワインの中でも、ブルゴーニュなど品があって女性的なタイプのものを選ぶと、双方の魅力を引き立たせあって最高のマリアージュを楽しむことができます。

また赤ワインだけでなく、白ワインとの組み合わせもおすすめです。

柔らかめの白ワインを選ぶことで、肉肉しい味わいから白ワインのフルーティーで甘みのある味わいへの変化を楽しむことができます。

チャミスル

一見合わなそうと感じるチャミスルもおすすめです。

様々な種類があり、甘みのあるチャミスルは赤身肉とも相性がよく旨味を引き立たせてくれます。

キンキンに冷えたグラスに氷を入れて飲むと、口の中をすっきりとさせてくれるので、どんどん食べ進めてしまいたくなります。

女子会などにもぴったりの組み合わせではないでしょうか。

ポワントの捌き方

ポワントの捌き方をご紹介します。

①赤身と脂身の間に指を差し込み、油をめくりながら包丁を入れ大きな脂身を剥がします。

②赤身を極力触らないようにして、筋を取っていきます。

③①で取り除けなかった余分な細かい脂を取り除きます。

④赤身の塊をシャトーブリアン、フィレ、トルヌド、ポワントなどに分けた後、一口大に切ったら下処理完了です。

脂が溶けやすいので、赤身部分はなるべく触らず、取り除く脂身を持って包丁を動かしていくのがポイントです。

ポワントのおすすめレシピ

ポワントの魅力を活かすことのできるおすすめレシピをご紹介します。

玉ねぎソース和え

冷めても美味しい、レアでもウェルダンでも美味しいポワントの玉ねぎソース和えのレシピをご紹介します。

玉ねぎの皮を剥き、フードプロセッサーですり下ろします。

すり下ろした玉ねぎにお酒、醤油、みりん、隠し味として蜂蜜を入れ混ぜ合わせます。

よく熱したフライパンに油を薄く伸ばしてポワントを入れて焼きます。

中火で1分ほど、弱火で1分ほど焼いたら裏側も同じように焼きます。

お肉を取り出したフライパンに玉ねぎのソースを入れ、煮詰めます。

5分ほど煮詰めたら、カットしたポワントに上にかけて完成です。

メイン料理にも、おつまみにもぴったりなのでぜひ試してみてください。

サンドウィッチ

ポワントを使った贅沢サンドウィッチのレシピをご紹介します。

ポワントを密閉し55度の低温で8時間ほど調理します。

低温調理後密閉袋の中に塩胡椒を入れ、水の中に入れて熱を取ります。

粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間程冷やしておきます。

冷蔵庫からポワントを取り出し、厚めに切り分け、パン粉をつけます。

180度ほどの油でカラッと揚げたらキャベツと一緒にパンで挟んだら出来上がりです。

揚げずに、レタスとトマトとパンに挟めばBLTサンドにもなります。

テイクアウトなど持ち運びやすいのでぜひ試してみてください。

(まとめ)ポワントは赤身の中にサシを感じられる贅沢かつ食べやすい部位

ポワントはヒレの部分に位置し、サーロインと隣り合うことからしっかりとした赤身と上品な脂を同時に楽しむことができるお肉です。

ステーキや焼肉をはじめ、煮込み料理など様々な料理にアレンジすることができます。

ダイエット中でも罪悪感なく食べることのできるお肉とされているので、ぜひ幅広い方に愛されるこだわりの一品を作ってみてはいかがでしょうか。

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