まるで精肉?豚ハラミの味や食感の特徴とおすすめの食べ方について
豚ハラミはホルモンが苦手という方でも美味しく食べることができるホルモンの一種です。
豚ハラミは取り扱っている焼肉店も多く、目にしたことがある方も多いと思いますが、どこの部位なのかご存じでしょうか。
今回は豚ハラミとは一体どこの部位なのか解説します。
豚ハラミの気になる味やおすすめの食べ方、相性の良いお酒なども合わせてご紹介するのでぜひ参考にしてください。
豚ハラミとは?どこの部位?
豚ハラミは豚の横隔膜の事を指すお肉の名前です。ハラミの他にも「ツナギ」という別名もあります。
牛の横隔膜を牛ハラミと呼びますが、牛の横隔膜と比べると小さく、豚1頭からは200g~400g程しか取ることができない希少部位です。
横隔膜の中でも牛肉の場合は上部をハラミ、下部をサガリと呼ぶこともありますが、豚肉の場合は、区別しないことが一般的とされています。
豚ハラミの味と食感
豚ハラミは、柔らかさの中の適度な弾力と旨味の濃厚さが特徴で赤身肉のような見た目をしている人気部位です。
ホルモンの一種ですが、しつこくなくまろやかでとても食べやすく、正肉に近い食感をしているため、ホルモンが苦手な方にもおすすめの部位です。
そんな豚ハラミのカロリーは、100gあたり348kcalです。
脂質の多い部位であり、タレなどで味を付けるため比較的高カロリーな部位と言えます。
豚ハラミのおいしい食べ方
豚ハラミの魅力を引き出すことのできる食べ方をご紹介します。
豚ハラミのおいしい食べ方①焼肉
大定番の焼肉は豚ハラミを食べる上で外せない調理方法です。
味噌ダレや塩ダレはもちろん、醤油ダレ、もみダレなど様々なタレと相性抜群です。
焦げ目をしっかりと付けるとお酒との相性もより高まりそうです。
もちろん塩コショウでシンプルに食べるのも、豚ハラミ本来の濃厚な旨味をダイレクトに味わうことができておすすめです。
豚ハラミのおいしい食べ方②漬け込み料理
味がしっかりと染み込む漬け込み料理もおすすめです。
赤身肉のような見た目や食感をしていますが、豚ハラミはホルモンの一種なので、ホルモンならではの臭いが多少あります。
漬け込み料理なら野菜やタレなどと漬け込むだけで臭いやクセが気にならなくなります。
材料を入れ、冷蔵庫に入れておくだけなので、臭いやクセが気になる方や調理が面倒な時にぴったりな調理方法です。
豚ハラミのおいしい食べ方③炒め物
野菜と一緒に炒め物にしても豚ハラミをおいしく食べることができます。
味噌や味噌バターで濃厚に、塩コショウやレモン汁でさっぱりとしたおつまみにするなど様々なアレンジ方法があるので、お好みに合わせて調理してみてください。
また豚肉、たけのこ、ピーマンの人気料理チンジャオロースに豚ハラミを入れるのもおすすめです。
たけのこ、ピーマン、豚ハラミ3つの異なる食感が楽しめるので、飽きずに食べることができますよ。
豚ハラミのおいしい焼き方
豚ハラミは濃厚な脂を逃さないように、ミディアムレアで焼くのがおすすめです。
表面が褐色になるまで焼き、焦げ目を付け、脂が落ち切らない絶妙なタイミングを測るのがポイントです。
ホルモンは触りすぎると脂が取れてしまいます。
じっくりと焼けるのを待つのも、ツウな焼肉の楽しみ方ではないでしょうか。
豚ハラミにあうお酒
相性が良いお酒と一緒に食べると、箸がより進みますよね。
豚ハラミと相性の良いお酒をご紹介します。
ビール
大定番のビールは豚ハラミと相性抜群のお酒です。
程よい苦みとキレのある炭酸は、豚ハラミの甘さと濃厚な脂を引き立たせてくれます。
口の中が脂っぽくなってしまっても、ビールを飲めば口の中がリセットされるので、いくらでも食べることができそうです。
スッキリとしたビールののど越しと、柔らかい豚ハラミののど越しの違いも合わせて楽しんでみてください。
焼酎
焼酎本来の特徴が多い本格焼酎と合わせるのがおすすめです。
糖分が無いため、すっきりとしていて豚ハラミ本来の甘味をじっくりと味わうことができます。
キンキンに冷えたグラスで焼酎を飲みながら、アツアツの豚ハラミを楽しむなんて贅沢ではないでしょうか。
日本酒
豚ハラミに合わせる日本酒はすっきりとしたものを選ぶのがおすすめです。
淡麗タイプと合わせることで、豚ハラミの脂を抑え、肉本来の旨味をメインに感じることができるでしょう。
冷やにすると、お酒本来の味も楽しめるので、特におすすめです。
豚ハラミの捌き方
豚ハラミの捌き方をご紹介します。
①メンブレンと言われる膜を取り除く
(脂に旨味が詰まっているので、膜ギリギリに包丁を入れる)
②食べやすいように一口サイズに切っていく
③お好みでタレを付けて提供する
メンブレンは食べることもできるので、あえて外さないお店や、ハラミ皮として串焼きなどで提供するお店もあります。
豚ハラミのおすすめレシピ
豚ハラミのおすすめレシピをご紹介します。
スタミナ炒め
豚ハラミを使用した一品料理としてスタミナ炒めのレシピをご紹介します。
ピーマンは種を取り除き、一口サイズに切ります。
豚ハラミはあらかじめ香味野菜と熱湯で茹で、臭みを取り除いておき、ボウルに酒、醤油を入れて揉みこんだ後、片栗粉をまぶします。
フライパンにサラダ油を入れ中火で熱し、豚ハラミに火が通るまで焼きます。
その後ピーマンやもやしを加え、酒、みりん、醤油、砂糖、おろしにんにく、おろししょうが、水を入れ中火で炒めれば完成です。
甘辛味噌炒め
下味を付けて焼くだけのおつまみにぴったりな甘辛味噌炒めのレシピをご紹介します。
密閉袋に焼肉のタレと醤油、砂糖、豚ハラミを入れて漬け込みます。
冷蔵庫に入れて一晩ほど寝かしておくと、味がしっかりと染み込みます。
漬け込んでおいた豚ハラミを取り出し、フライパンで赤い所がなくなるように5分ほど炒めたら完成です。
そのままはもちろん、ご飯にナムルやキムチ、温泉卵といっしょに乗せればビビンバにもアレンジすることができるのでぜひ試してみてください。
豚ハラミのアヒージョ
豚ハラミを使ったアヒージョのレシピをご紹介します。
まず豚ハラミを食べやすい大きさに切り、にんにくの皮を剥いて薄切りにしておきます。
マッシュルームとヤングコーン、エリンギを食べやすいサイズに切り、鍋に食材とローズマリー、オリーブオイルを入れて中火で約20分煮込みます。
豚ハラミの脂とオリーブオイルを合わせるのはくどいのではと思う方も多いと思いますが、アヒージョにすることで肉の旨味をたっぷりと味わうことができます。
パンやワインとの相性も良く、女性にも人気の料理なので、人気メニューになること間違いなしです。
(まとめ)豚ハラミは低カロリーで肉の旨味を感じることのできる希少部位
豚ハラミは柔らかく弾力のある食感と、濃厚な肉の旨味と脂が魅力の希少部位です。
焼肉だけではなく、漬け込み料理や炒め物など様々な料理として調理することができ、ホルモンが苦手な方でも食べることができるお肉です。
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