独特の風味がクセになる!生食もできる希少部位ホーデンの味やおすすめの食べ方

「ホーデン」と呼ばれるお肉を知っている方は決して多くはないかもしれません。

滅多に市場に出回ることのないホーデンは、焼肉や炒め物はもちろんのこと刺身として生でいただくのも人気です。

その特徴的な味わいや食感は、他のお肉では感じることのできないホーデンならではの美味しさといえます。

そんなホーデンとはいったいどこの部位で、どのような特徴があるのでしょうか。

今回は気になる希少部位ホーデンについて詳しくご紹介します。

ホーデンとは?どこの部位?

ホーデンとは豚の睾丸のことで、ドイツ語のHodenに由来しています。

形としてはラグビーボールのような楕円形で、大きさはグレープフルーツ大です。

グラムにすると1個あたり約100~300g程度で豚1頭から2個とることができます。

大体3〜4人前なので豚1頭からとれる量としては比較的多いといえるかもしれません。

しかし量としては多いものの、一般的に食肉用の豚は生後すぐに睾丸を切除されるので実際に流通量はかなり少ないです。

種豚が出荷された際にしか出回らないため、お目にかかる機会の少ない珍味のひとつとして数えられるお肉といえます。

ホーデンの味と食感

気になるホーデンのお味ですが、レバーのような少々クセがあります。

この独特な風味は好みが分かれるかもしれませんが、刺身としてクセをダイレクトに楽しむ愛好家もいます。

食感としては鶏もも肉に近く、柔らかくふにゃふにゃとしている一方でサクッとした歯切れの良さが特徴です。

ホーデンのおいしい食べ方

ホーデンは独特のクセや風味を引き立てるか和らげるかで調理法が変わってくる部位です。

焼き加減や味付け次第で料理の印象が変化するので、ぜひお好みに合わせて調理してみてください。

食べ方①濃厚なタレ

ホーデンを焼肉などの加熱調理で食べる場合は、濃厚なタレを合わせるのがおすすめです。

独特の風味が強い部位なので、旨味の強い濃口のタレをあわせても肉の存在感が負けません。

クセが苦手な方でも食べやすくなるので、初めてホーデンを食べる方向けにもおすすめの味付けといえるでしょう。

食べ方②あっさり塩ダレ

ホーデンの焼肉でクセを存分に引き立てたい場合は塩ダレがおすすめです。

独特の風味を活かすあっさり系のタレを合わせることで、ホーデンならではの味わいをしっかり楽しめます。

レバーなどの風味を好む方にぜひおすすめしたい食べ方といえます。

食べ方③ごま油×醤油とお好みの薬味

ホーデンの風味を最大限楽しめる調理法はなんといっても刺身です。

生でも食べられるホーデンを薄くスライスし、ごま油と醤油につけていただくと独特の香りが口いっぱいに広がります。

ネギやニンニク、生姜などお好みの薬味を加えることで、香り豊かな一品に仕上がります。

酒の肴としてもおすすめの食べ方です。

ホーデンのおいしい焼き方

刺身として生食も可能なホーデンは、焼き加減はレアからウェルダンまで好みに合わせて調節可能です。

柔らかさと歯切れの良さが特徴なので、表面をさっと炙りレアならではの食感と風味を楽しむのもおすすめです。

火を通すほど独特の香りは弱まるので、独特のクセをおさえたい場合はしっかりと中まで焼き上げてみてください。

ホーデンにあうお酒

独特の風味が特徴的なホーデンは、晩酌がついつい進んでしまうお酒の肴としてもおすすめのお肉です。

そんなホーデンとぜひ一緒に合わせていただきたいお酒をご紹介します。

ビール

焼肉にはビールが1番とお考えの方も多いかもしれません。

ホーデン料理、特に炒め物や焼肉としていただく際にはやはりビールがぴったりです。

ビールがもつ程よい苦味とホップの香りは、ホーデンの強い風味や濃いめの味付けをよりいっそう引き立てます。

また、キレのある炭酸のさっぱりしたのどごしはホーデンのクセを適度にリセットしてくれる点もおすすめの理由です。

レモンサワー

濃い味付けや薬味を活かしたホーデン料理は、レモンサワーのさっぱりとした味わいと相性抜群です。

適度に口の中をすっきりさせながらレモンの酸味で引き立ったホーデンの風味を楽しむことで、思わずお酒も箸も進んでしまうのではないでしょうか。

ハイボール

ウイスキーの風味と炭酸の喉越しが魅力のハイボールも、ホーデンにぴったりのお酒のひとつです。

甘くないハイボールが食事のお供に鉄板という方にはぜひ、ホーデン料理とのペアリングがおすすめです。

ハイボールとホーデンそれぞれの香りが引き立てあうことで、旨味を楽しむ晩酌のひとときを演出することができるのではないでしょうか。

焼酎

ホーデンと焼酎を合わせる場合は、芋や麦などの香り高いものがおすすめです。

独特の風味が力強いホーデンだからこそ、香りが自慢の銘柄にも負けない味わいを楽しむことができます。

キレのある味わいがホーデンのクセを適度にリセットしてくれるのもポイントです。

ホーデンの捌き方

ホーデンの捌き方をご紹介します。

①表面の膜を取り除く

ホーデンを調理する際は、まずはじめに表面にある膜を取り除きます。

はぎ取ることも可能ですが、包丁で薄く切り離しても問題ありません。

②中央の筋を取り除く

次にホーデンを縦に二等分にカットし、中央にある白くて太い筋を取り除きます。

この部分は臭みが強いので、包丁の先端部分で丁寧に切り離してください。

③お好みの大きさにカットする

最後に調理方法にあわせてカットします。

ふにゃふにゃと柔らかい肉質なので、誤って手を切らないよう注意が必要です。

刺身にする場合はそぎ切りで薄くスライスします。

とくに繊維の方向などは気にしなくて大丈夫なので、一口大に薄切りしてください。

焼肉にする場合は、刺身よりもやや分厚めに薄切りします。

比較的歯切れが良いので、厚切りでも問題なく楽しむことができます。

ホーデンのおすすめレシピ

香りの強いホーデンを活かしたおすすめのレシピをご紹介します。

ホーデンの唐揚げ

少々変わり種かもしれませんが、ホーデンを唐揚げでいただくことで衣のサクサク食感と柔らかな肉質を楽しめます。

薄皮と筋を取り除いたホーデンを一口大にぶつ切りし、下味をつけて衣を纏わせたあとカラッと揚げるシンプルな調理法です。

ポイントとしては、ホーデン自体の風味が強いので、下味をつける際にニンニクや生姜などの薬味をしっかり加えると香りが引き立ちます。

生食も可能な部位なので、衣の色が変わったらさっと油からあげると、外はサクサクで中は柔らかなレアという異なる食感が楽しい一品に仕上がります。

ホーデンのイタリアン煮込み

トマトやハーブと一緒に煮込むことで、ホーデンの臭みを抑えた一品になります。

ホーデンの薄皮と筋を取り除き食べやすい大きさに切り分けたら、ニンニクで香りづけたオリーブオイルで表面に焼き色を付けます。

ある程度色が変わったら粗みじん切りにした玉ねぎを加えて炒め合わせます。

玉ねぎが半透明になったら、トマトやコンソメ、ケチャップなどの具材を加えて煮込みます。

ここでウスターソースや醤油など隠し味を加えることで、さらに深みのある味わいに仕上げることができるでしょう。

ホーデン自体は柔らかな肉質なので、長時間煮込まずとも食べやすい食感に仕上がります。

お好みでチーズやパセリ、ローリエなどをトッピングしていただくのがおすすめです。

(まとめ)風味の強いホーデンはマニアが好むレアな部位

滅多に市場に出回らない希少部位ホーデンは、独特の風味が特徴です。

生でも食べられる柔らかな肉質は、焼き加減を調節するなど調理の幅が広い食材といえます。

存在感のある風味はお酒と合わせるのもおすすめなので、ぜひ今回ご紹介した内容をこだわりの一品づくりにお役立てください。

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