シンタマの一部!亀の子の魅力やおすすめの調理方法についてご紹介

しっかりとした赤身が特徴的な亀の子は、牛1頭から少量しか取ることのできない希少部位です。

普段あまり聞かない「亀の子」の味や食感の特徴、おすすめの調理法について詳しく解説します。

気になる名前の由来や相性の良いお酒もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

亀の子とは?どこの部位

特徴的で聞き馴染みのない「亀の子」は、牛の脚の付け根部分、内モモの下部にある球状の部位であるシンタマの中の部位です。

亀の子というユニークな名前は、その断面が亀の甲羅のような模様をしていることから、亀の子という名前が付けられました。

亀の甲羅から「カメノコウ」と呼ばれることもあります。

そんな亀の子は、牛1頭から少量しか取ることができないため、希少部位のひとつとされています。

亀の子の味と食感

一度聞いたら忘れないような特徴的な名前をしている亀の子の食感は、赤身肉特有のしっかりとした歯ごたえが特徴的です。

気になる味は、赤身がしっかりとしている部位のため、さっぱりとしている中に、肉の旨味を強く感じることができます。

全体的にキメが細かく、繊細な肉質をしており、脂が少ない部位なので、牛の生ハムとして使用されることも多い部位です。

亀の子のおいしい食べ方

肉の旨味がぎっしり詰まっている亀の子は、肉本来の美味しさをそのまま楽しむことのできる調理がおすすめです。

亀の子の魅力を最大限に引き出すおいしい食べ方をご紹介します。

亀の子のおいしい食べ方①焼肉

亀の子の最もポピュラーな食べ方とも言えるのが、焼肉です。

赤身が多いため、口の中が脂っぽくならず、さっぱり食べ続けることができます。

タレや塩ダレもおすすめですが、わさび醤油や塩コショウなど肉本来の味を引き立たせてくれる味付けが特におすすめです。

どの味付けも、お肉そのものの味をしっかり味わえるように少量付ける程度にするとよいでしょう。

亀の子のおいしい食べ方②ステーキ

亀の子の食べ方として、ステーキは焼肉と同じくらいポピュラーな食べ方です。

赤身が多い亀の子をステーキにする際には、肉が硬くならないように焼きすぎに注意するのがポイントです。

表面に焼き目をつけたらアルミホイルで包み、余熱で中まで火を通すやり方だと柔らかいまま中まで火を通すことができます。

どんな味付けとも相性が良いですが、ステーキの際はニンニクやニンニクチップと一緒に焼き、ニンニクの風味を肉自体に付けて食べるのがおすすめです。

ニンニクの香りや香ばしさと亀の子のさっぱりとした赤身は相性抜群です。

亀の子のおいしい食べ方③煮込み料理

クセのない亀の子は煮込み料理にもぴったりです。

中でもビーフシチューや赤ワイン煮、トマト煮込みなどがおすすめです。

脂肪が少なく赤身が多い亀の子ですが、キメが細かいので味が染み込みやすく、調理時間が短くても美味しい煮込み料理を楽しむことができます。

煮込めば煮込むほど肉の旨味が全体に溶けだすので、時間があるときは低温で長時間煮込んでみてください。

亀の子のおいしい焼き方

亀の子のおいしい焼き方をご紹介します。

亀の子はしっかりとした赤身肉なので、焼きすぎてしまうとどうしても硬くなってしまいます。

亀の子ををおいしくいただきたい方は、レアで焼くのがおすすめです。

薄切りの場合は、片面のみを焼いて食べてみてください。

厚切りの場合は、少ない脂を落としすぎないように焼くのがポイントです。

強火で表面に焼き目が付く程度でジューシーに仕上げるのがおすすめです。

亀の子に合うお酒

一緒に飲むと亀の子もお酒も進む、亀の子と相性抜群のお酒をご紹介します。

ワイン

赤身肉といったらワインというイメージを持たれている方も多いのではないのでしょうか。

お肉料理には赤ワイン全般相性が良いのですが、その中でもフルボディと呼ばれる深いコクが特徴的なワインがおすすめです。

香りと味わいが濃厚なものを選ぶと、亀の子の旨味を引き立ててくれますよ。

白ワインなら、軽やかな辛口が特徴的なシャルドネがおすすめです。

ぜひお好みに合ったワインを見つけてみてください。

日本酒

亀の子と日本酒を合わせる際には、肉の旨味に負けない位濃いものを選ぶと、肉の旨味と日本酒の旨味が掛け合わさり、口の中で絶妙なハーモニーが生まれます。

また亀の子をわさびやニンニクなどと食べる場合には、しっかりとした味わいをした純米酒を選ぶのがおすすめです。

味付けに合わせてお酒を選ぶなんてツウな楽しみ方ですよね。

亀の子の捌き方・下処理方法

亀の子の捌き方と下処理方法をご紹介します。

①裏面のスジを取り除く

②裏面の余分な脂を取り除く

③表面の分厚い脂を赤身が出るまで取り除く

(脂身を残したい方はそのままでも大丈夫です。)

④お好みの分厚さに切れば下処理完了

亀の子の中でも、薄くなっている部分は固く歯ごたえがあり、分厚い部分は柔らかい特徴があるので、場所ごとに切り方を変えるのがおすすめです。

亀の子のおすすめレシピ

亀の子を使ったおすすめ料理のレシピをご紹介します。

ローストビーフ

亀の子のブロック肉を使用したローストビーフのレシピをご紹介します。

①前日にローズマリーやローリエなどハーブに付けて冷蔵庫で寝かしておく

(ハーブ漬けはやらなくても大丈夫です。)

②焼く前に常温に戻しておく

③フライパンで素早く焼き目を付ける

④焼き目がついたらオーブンで180℃20分~25分程焼く

⑤焼いた後、10分寝かし、ジップロックに入れたタレに2時間程漬け込む

(タレは漬け込まず、後がけでも大丈夫です。)

⑥お好みの厚さに切って完成です

一品料理にはもちろん、サラダにもおすすめなので、ぜひ作ってみてください。

ネギ塩焼

タン塩用の塩ダレを使った亀の子のネギ塩焼のレシピをご紹介します。

作り方はとてもシンプルです。

①亀の子を薄切りにする

②コショウを振る

③薄切りにした亀の子にネギ塩ダレを乗せる

④タレが落ちないように亀の子で包む

⑤片面を炙って完成です

切ってネギ塩タレを乗せるだけなので、短時間でできるおすすめレシピです。

お店の看板メニューとしての販売にいかがでしょうか。

タタキ

牛肉のタタキとは、厚めに切った肉の中には火を通さずに表面だけを焼き、氷水でキュッと冷やしたものです。

亀の子を使ったタタキのレシピをご紹介します。

①外側部分をしっかりとトリミングする

②表面をしっかり炙る

③ジップロックに入れ、氷水に浸ける

④お好みの厚さに切る

牛肉の内部には菌がいませんが、表面には大腸菌などが潜んでいる可能性もあるので、調理前にしっかりとトリミングしてください。

また長時間放置しておくと菌が繁殖しやすくなってしまうので、調理後早めに提供するようにしてください。

(まとめ)亀の子はサシがなくワイルドな味を楽しむことができる赤身肉

牛の脚の付け根に位置するシンタマの一部である亀の子は、サシが少なくワイルドな味わいときめ細かな繊細さを楽しむことができる赤身肉です。

クセがないためどんな味付け、調理法でも合う部位です。

亀の子の中でも場所によって食感が異なるので、場所ごとに調理法を変えてみるのもおすすめですよ。

ユニークな名前の亀の子を使って、お客さんが気になってしまう逸品を作ってみてはいかがでしょうか。

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