知る人ぞ知る超希少部位「きんつる」の部位や味・食感の特徴について解説

ホルモンのひとつとして、知る人ぞ知る希少部位「きんつる」。

あまり耳にすることがないため、どこの部位なのか知らない方も多いと思います。

今回は知っている人が少ない、きんつるの気になる味や食感、部位について詳しく解説します。

きんつるを活かすことのできる調理方法や、きんつると相性のよいお酒についてもまとめてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

きんつるとは?どこの部位?

きんつるは、オス豚の精器の付け根にあたる筋肉でのことで、豚のホルモンのひとつです。

スーパーで購入することは難しく、焼肉屋さんでも取り扱っているお店がとても少ないので、耳にしたことがない方も多いのではないでしょうか。

メス豚からはとることができないのはもちろん、オス豚1頭からも中指1本ほどしかとることができないので、かなり希少価値が高いです。

形状は筒状で、精器のつなぎ目であることから「ツナギ」と呼ばれることもあります。

きんつるの味と食感

超希少なきんつるの気になる味は、脂っぽさがなく淡泊であっさりとした味わいをしています。臭みなどのクセもあまりなく、比較的食べやすい部位です。

食感は、コリコリとしていて程よい弾力と歯ごたえがあります。

身近な部位で言うと、砂肝の食感と少し似ており、一度食べるとクセになります。

きんつるのおいしい食べ方

きんつるの魅力を最大限引き出すことのできる、おいしい食べ方をご紹介します。

きんつるのおいしい食べ方①焼肉

きんつるの定番の調理法である焼肉は、きんつるの魅力を最大限引き出すことができます。

濃厚な味噌ダレや甘口ダレと淡泊なきんつるはとてもよく合います。

また塩ダレやレモン汁ならきんつるの淡泊さをしっかりと感じることができるので、お好みに合わせて組み合わせを変えてみてください。

辛めの味噌と一緒にサンチュに包んで食べるのも、きんつるのコリコリ感とサンチュのシャキシャキ感を同時に楽しめるのでおすすめです。

きんつるのおいしい食べ方②炒め物

きんつるは炒め物にするのもおすすめです。

シンプルに塩コショウやレモン汁を加えて炒め、おつまみにするのはもちろん、ニンニクやニラなどの臭いや味が強い野菜と炒めてメイン料理にするのもおすすめです。

淡泊なきんつるはどんな食材とも相性がよいので、使い勝手も良いのが特徴です。

きんつるのおいしい食べ方③煮込み料理

コリコリとした食感が特徴のきんつるですが、煮込み料理とも相性が良いです。

煮込むことで柔らかくなるので、柔らかさの中にコリコリとした食感を感じることができ、焼肉や炒め物とはまた違った楽しみ方ができます。

淡泊なきんつるは味噌との相性がよいので、もつ煮込みのように調理するのがおすすめです。

きんつるのおいしい焼き方

きんつるのおすすめの焼き方は、良く焼けたという意味を持つ「ウェルダン」です。

しっかりと全体に火が通るように、網の端でじっくりと焼き上げてから食べるのがおすすめです。

カリカリになるまでしっかりと焼き上げることで、きんつるの淡泊さと焦げの苦みが合わさり味わい深くなります。

きんつるに合うお酒

きんつるを食べるときに飲んでほしい、きんつると相性の良いお酒をご紹介します。

ビール

居酒屋や焼き鳥屋で定番のお酒ビールはきんつるとも相性抜群のお酒です。

ビールのおつまみと言えば枝豆を思い浮かべる方も多いと思いますが、枝豆ときんつるには程よいしょっぱさとクセになる食感があるという共通点があります。

ビールの苦みときんつるのしょっぱさの中から感じることのできる肉の旨味、清涼感溢れる炭酸とコリコリとした食感は、枝豆を上回る相性の良さかもしれません。

焼酎

淡泊なきんつるの素材の味を引き出すには、クセがない焼酎がぴったりです。

また焼酎の米や麦、芋の味をしっかりと味わうにも、淡泊なきんつるが最適です。

きんつると焼酎はどちらかが引き立て役になるのではなく、どちらもメインとして楽しむことができるので、お酒上級者におすすめしたい組み合わせです。

きんつるの下処理方法

きんつるの下処理方法をご紹介します。

①まず筋にそって切り離す

②不要な脂や汚れをしっかりと取る

③切れ込みを入れて食べやすくする

不要な脂や汚れは臭いの元になるので、しっかりと取り除いておくのがポイントです。

きんつるのおすすめレシピ

きんつるを使ったおすすめレシピをご紹介します。

きんつるの串焼き

きんつるの串焼きのレシピをご紹介します。

まず下処理を済ませたきんつるに、酒、塩を混ぜ合わせたものをしっかりと揉みこんで下味を付けます。

火が通りやすいように切り込みを細かく入れ、串に刺して焼きます。

きんつるの串焼きは完成です。

味噌や甘口ダレなどお好みの味付けでお楽しみください。

きんつるの味噌コチュジャン煮込み

酒の肴にもぴったりの、きんつるの味噌コチュジャン煮込みのレシピをご紹介します。

まず、きんつるを香味野菜と一緒に湯でて臭みを無くしておきます。

大根、にんじんを一口サイズに切り、こんにゃくにフォークで穴を開け、手で一口サイズにちぎります。

鍋に切った大根、にんじん、こんにゃく、下茹でをしたきんつると水を加えて15分火にかけます。

ゆで汁を捨て、新しい水を入れ、酒、はちみつ、コチュジャン、味噌、にんにく、生姜、本だし、白だし、濃口醤油を加えてさらに15分煮込みます。

お好みでネギや七味をかけて完成です。

(まとめ)きんつるはさっぱりとして希少値が高い珍味

滅多に耳にすることがないきんつるは、淡泊さとコリコリとした食感がクセになる超希少部位です。

焼肉、炒め物、煮込み料理など幅広い料理に加え、お酒との相性もよいので、今回ご紹介したことを参考に、こだわりのメニューを作ってみてはいかがでしょうか。

またこちらの記事では、きんつると一緒に食べられることも多い希少部位「ホーデン」について詳しく解説しています。

ぜひメニューづくりにお役立てください。

▶独特の風味がクセになる!生食もできる希少部位ホーデンの味やおすすめの食べ方

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